接客スタイル
ブログをご覧の皆様こんにちは!
今日はこちらで見かける接客スタイルについて。
これをわかってからイタリア旅行に出かけると、
心の準備が少し整うかもしれません😊
《こちらの接客スタイル》
・知らないお客さんに対しては最低限の接客に留まります
・ただし、お友達や知り合いとは沢山話をします
・ラテン系言語のイタリア語は、日本語に比べ、
音の聞こえ方が、ぶっきらぼうで強めです
・顔の堀が深く、化粧が濃い、
タトゥーやギャルのようなネイルなどの
外見的な理由により怖く感じます
・接客の基本の表情は笑顔ではなく真顔です
怒って威圧しているのではありません
基本的な接客スタイルを知っているだけでも
初見の印象が大きく異なります。
※北と南ではよく人の気質が異なると言いますが、
接客が比較的フレンドリーなのは南の方かも知れません
(人によります)
さらにこのブログでは、より円滑に運ぶポイントを2つ。
①挨拶
入店、退店時には必ず挨拶をしましょう
○入店
サルベ(丁寧な「こんにちは」)
ボンジョルノ(こちらも丁寧な「こんにちは」)
※午前中〜13時ごろまで
ボナセーラ(「こんばんは」)
※夕方以降
○退店
ボナ ジョルナータ(「良い1日を」)
※夕方に使うと違和感あります
ボン ラボーロ(「良い仕事を=お仕事頑張って」)
グラッツェ(ありがとう)
挨拶時は目を見て笑顔で☺️
お店の人が忙しかったり、次の人の接客中であれば
見返りは期待しないでください笑
挨拶はどこの国でも大切ですね❤️
②褒める
挨拶をして入店した後は、少し難易度アップですが、
働いているスタッフや町のこと、
お店や商品のことなど褒めてもいいかもしれません。
特に東京では、忙しかったり、セキュリティ等の理由から、
必要以上に自分のことをお店の人に話したりしないものですが、
こちらに来てよく見かけるのは、店頭での
どうでも良さそうなたわいもない会話
自分の状況や家族のこと、
何が楽しかったとか、今何がしたくてこういうものを探しているとか…
いや、私聞いてないし、興味ないし、急いでるんだけど…
みたいな気分になりかねませんが笑
あーでもない、こーでもないと
お話をする文化が確かにあります。
観光で訪れる場合に、そこまで踏み込むのは余程のツワモノだとおもいますが、
そこまで到達せずとも私のオススメは
『ちょい褒め』
相手がこだわっていそうなところに好意を伝えるのです。
例えば、美容院で担当してくれるお姉さん。
ネイルや髪色が可愛かったら、褒めちゃう。
そんな感じのフランクさで大丈夫です。
ミピアーチ〇〇(私は〇〇が好きです)
ベッラorベッロ(いいね、綺麗だね)
〇〇の名詞が不明な場合、、そんな時は
クエスト(これ)と言って、それを指で指し示せばOK!
センブラ ブオーノ(美味しそう)
褒められて嬉しいのは万国共通。
多少の文法などは気にせず、伝えることが大事だと思います。
日本のように、お客様=神様ではなく、
対等な立場にありますので、相手が良くしてくれたら、それを返してくれるというもの。
あくまでもコミュニケーションの一環なのです。
そして腕や首にタトゥー、すごい場所にピアスをしているようなスタッフでも怖がらなくて大丈夫。
オシャレの一環、そういうタイプが好みというだけ。
ちなみにトロペアでは、
そんなコワモテ男性が働くパティスリーがあります。
ギャップ?がすごく、
可愛いミニドルチェを計り売りしてくれます。
しかも笑顔が素敵!!😊
接客は丁寧、そしてお客様には笑顔を絶やさない。という姿勢が「当然」の日本。
接客される側もその当然を無意識に期待していると思います。
心の持ち方でオススメなのは、
日本的な接客を引き出すゲームだと思うこと。😂
それを引き出せた時は
「今日いいことあったなー」
と嬉しい方向に素直に喜べば良いし、
引き出せなかったとしても、
イタリアの通常営業ですので、
悲しくなったり、怒ったりするのは時間と精神の無駄。
気にしないで過ごすことです😊
ちなみに、カメリエーレと呼ばれるウエイターさんは
フロア全体を見回し、必要なタイミングで来てくれる能力が高く感じます。
国を超えて、異なること、共通すること、色々ありますが
見ていて大変興味深い😊
それにしても、日本の接客は丁寧です!!
それでは!