【実録】トロペアのクリスマス

ブログをご覧の皆様こんにちは!

11月頃からクリスマスムード一色のイタリアに
ついにクリスマス本番がやってきました。


24日のお昼に始まり26日まで続くお祝い。


初日の24日は、家族で集まりお魚の料理を頂きます。

イタリアと言っても州や町ごとにそれぞれの異なる文化背景があり
脈々と大事に受け継がれています。


ちなみに赤のアイテムを身に着けていると幸運を呼ぶとか。
テーブルセッティングは赤色ベースです!

我が家のディナーをご紹介。

お魚料理を中心としたアンティパストからスタート

エビのカクテル、チーズとお魚のスフレ





バックヤードの出番を待っているお料理の数々・・


ナポリで過ごしたことのあるジア(叔母様)が作ってくれたのは
ナポリ料理でよく見かけるスカロールを使ったピザパン!

ピッザ ディ スカローラ ナポレターナ


お口直しのマリネサラダ一つとってもおいしい・・
カルチョーフィ(アーティチョーク)もふんだんに入っていますね^^


こちらはトロペア特有のお料理
サルサ・トロペアーナ
アモリカ(パン粉)とアチェト(お酢)、ペペ(唐辛子)
を使ったお料理。

他にもコッツェ(ムール貝)のオーブン焼き等。


シャンパン、ワインと続く飲み物たち。


ドルチェは主人の手作り(トローネ)



アーモンドペーストを使ったお菓子


ブッシュドノエル


パネットーネ
(チョコレートがけ、クランチチョコレートボールとアプリコット入)

24時過ぎまでディナーやおしゃべり^^

他にもパスタ(2種類)、その他何を食べたか覚えていないくらい
種類がありました。
前日から準備をしていてくれた家族に感謝です。



24時を過ぎたらみんなが待ちに待ったプレゼント開封の時間です。


サンタさんから子供へという慣習もありますが、
それよりも個人から個人へ。

参加者全員から全員へのプレゼントがあります。

そのため、クリスマス前はいろんな人へのギフトを探して、
購入して、ラッピングするという膨大な作業が!
家族が多ければ多いほどこれは大変そう。

ラッピングはお店でしてくれるところもありますが、
自分ですればその分心がこもっていていいですね^^


子供だけでなく大人も。みんなが夢中になって楽しめるイベント。

家族のイベントが終わってから、
トロペアの広場に集まる若者が多いので、広場は人でごった返し!
(私たちは家族イベントの終了が予想以上に伸びたため、
広場には向かわなかったため友達談)

天候にも恵まれ、深夜の街歩きにはジャケットもいらないくらいの
温かい気候。

オープンバーなんかは深夜2時3時くらいまで
人が沢山いたみたい。


25日も同様にランチイベントからスタート。

この日は24日とは異なりお肉の日。

ラザニアやジェノベーゼパスタを頂きます。

※日本でいわゆるジェノベーゼと呼ばれている(緑色のバジルソース)ものは
本場イタリアではパスタアルペスト

イタリアではジェノベーゼと言えば、
ひき肉と玉ねぎを使った日本でボロネーゼと呼ばれている
パスタを指します。(旅行の時はご注意を!)

この日も広場には沢山の人出
ちなみにカラブリア州は年末にかけてイエローゾーン真っ最中。

外を歩く時もマスク着用が義務付けられています。

ホワイトゾーンの時は屋外では着用義務がないため、
それに慣れてつけてない人を取り締まる
警察の見張りもいました。

人手を避けて私たちは今日も直帰

26日は主人のお友達のお家に招かれ、
夕ご飯後にカードゲーム大会。

日本でよくやるゲームやトランプは見かけません。
実際にお金を賭けたりゲーム内で使ったりします。

    mercanti in fiera
    いわゆるギャンブルゲームで、クリスマスの時期に
よく遊ばれるゲームの一つ。


普段からジョークばかり言っている小さい頃から知っている仲間内。

ゲーム内もジョークが飛び交います。




怒涛の3日間を過ごしました。


翌27日~30日はお寿司屋さんの仕事納めのため
3日間営業です^^


それでは!



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