【実録】海外で携帯紛失？孤独覚悟

 ブログをご覧の皆様こんにちは

先日の出来事で肝を冷やした経験をご紹介。

タイトルにもある通り南イタリアの町トロペアで

携帯を紛失した話。

時はお寿司屋さん営業後のお話。

主人のお兄ちゃんがお店に来て、3人で夜ご飯でも

食べに行こうとのお誘い。

お兄ちゃんの性格は優しい不器用系。

週末のナポリの宗教関連のお祭りにマンマたちが出かけている間に

3人で楽しく過ごそうという心配りだったのでしょう。

私たちがお店を閉める作業を23時頃まで待っていてくれます。

真希の食べたいものと言われ、知っているお店を提案するも

全部色々理由をつけて却下（笑）

あそこは観光客ばかりだから、

場所が良くないなどなど。

お兄ちゃんの車で連行の如く連れていかれる私たち。

到着したのはトロペア中心地のテラスレストラン。

レストランの様子は次回レポートします。^^

美味しい魚介料理などを頂き楽しく夕ご飯をしていると、

そこにナポリから帰宅したマンマたちがその足で登場！

お土産あるからお家によってね～とのこと。

食後にお家にお邪魔し、お土産開封の儀！

食べ物やキッチンツール、キーチェーンアクセサリ等

オールジャンルに渡るお土産を頂戴しました。

深夜1時近くになり歩いてお兄ちゃんの車がおいてある

駐車場へ移動。

観光客が必ず通る大通りも通過します。

夏の終わりごろから夜空を照らしているイルミネーションを

パチリ。

石畳を歩く兄弟の後姿をパチリ。

幻想的な情景を逃さないようにと写真に収めるわたし。

パチリ。

そんなことをしてからまたまたお兄ちゃんの車に送迎してもらい

家路につきます。

帰宅後（日を超えて1時半）

ふと携帯を探すと見当たらない。。。。。

え、

顔面蒼白とはこのこと。

人間びっくりしすぎたり慌てたりの状況がMAXになると

逆に冷静になるというか、悟りの境地に至ります。

頭の中では

警察に届ける？でもイタリアは日本みたいにそういうシステム？

中の情報は？ロック解除はできないと思うし。。

携帯買い替える？何にする？とりあえず価格の安い。。。

あ、でもデータはどうしようか？

それぞれのアカウントやパスワード・・・

私の情報以上に他人様の情報って・・

写真はクラウドに預けているから大丈夫・・

ライン・・・Instagram・・・

あ、これって誰とも連絡取れなくなるやつだ。。

いろんなことを考えたり思い出したり、

解決策を見つけたりするので必死。

感情的になる余裕はなく。

主人が私の携帯に電話しますが、電源が

入っていないとか。

追加で

・・・え～！！

主人はお兄ちゃんにすぐに電話をしてくれ、

そのまま車の中を捜索。

駐車場の管理人ジャックにも連絡をつけてくれ

電話をつないだまま深夜に駐車場捜索。

明るいニュースはなく、仕方なくその日は就寝。

翌朝やはり寝つきが悪かったのかいつもより早く目が覚める私

この時になると感情もウエイトを占め始めます。

・iPhoneを探すをオフにしている

・充電は十分にしてあった記憶

・電話はつながらない

とりあえず、駐車場と車以外の場所も当たってみることに。

歩いて向かっていたところお兄ちゃんが車をかっ飛ばして

迎えに来てくれます。

大通りの人どおりは朝から通常通りに戻っており

沢山の観光客が歩いていました。

駐車場や車、最後に写真を撮った記憶のある場所から

歩いてたどるも全く気配もなし。

ホーム画面は主人とのツーショット、

スマホのクリアケースの内側にはトロペアの

紋章まで入っているから、

拾ってくれたのが、地元民であれば絶対戻ってくる！と

家族みんなが口を揃えて言っていたので、

恐らく大通りで落としたんだな・・

と落ち込む。

ここで私の気持ち、100％絶望に変わります。

あ、本当に観光客が取ってすぐに電源を落としてもって行っちゃったんだ。。

iPhoneの個体番号（IMEI）も知らないし

売られたとしても「それは私のです。盗難です！」とは言えないみたいだし。

新しい携帯今からお店に買いに行こう！と意気込むお兄ちゃん。

データが移行できないんだからなす術ないよと言いながらも

中古iPhoneをネットで探してくれていた主人。

IMEIを記した携帯のケース（購入した時に入っている硬いアレ）を

捨てていない？！という一縷の望みを託し一時帰宅。

見つからないのでなす術はないと本当に絶望。

新規の端末を購入するまでの間、どうにか通常運行ができないかと

PCでアカウントのパスワードなどを探ります。

※ラインが全く思い出せなくて一番焦る（笑）

iPhoneを探すモードはオフのはずだけどと期待せずに

一応iCloudからトライすると、

まさかのヒット。

しかもお母さんのお店の前に。

そこにはいつもお兄ちゃんの車が止めてあります。

いやいや、

ここでぬか喜びはいけない。

このGPSの精度が低いと聞いたことあるし、

範囲となる円の中に沢山のB&Bやホテルがあるから、

観光で来ている知らない人がお部屋に置いている可能性も。。。

そんなことを考えながらお兄ちゃんに電話。

iPhoneを探すモードから音を鳴らしながら、

お兄ちゃんに探してもらうことに。

すると。

「音はするけど見つからん！どこだ！！」

え！朗報！！！

飛び上がらんばかりに驚喜。

車を再度飛ばし、お家まで来てくれるお兄ちゃん。

皆で音のもとを探してみると後部座席の下の奥の奥。

手を伸ばしてもギリギリ届かないみたいな場所に

落ちていました。

めちゃくちゃ探したiPhone。

ひと昔前だったら全然いらないものだったはずが、

いつの間にか生活の必需品として大きな存在を放っていました。

遠く離れた日本との連絡もこれでとれると一安心しました。

協力してくれたみんなにお礼を言って回り、

見つかった瞬間は思わずみんなでハグ。

見つかったので良かったけれど、

同じ思いをしてほしくないので、気づいたことを少し。。

なくして分かった”やっておくといい事”

・IMEIをいざというときわかるようにしておく

　（確認方法：箱／iPhoneの背面／設定＞一般＞情報）

・iPhone探すをON

　（設定＞apple ID＞探す）

・appleIDとパスワードを覚えておく

・ラインを定期的にアップデート

・充電はカツカツにしない

電源オフの謎は回線不良か車の後部座席下のため

電波が通じなかったのでは？という見解です。

海外での紛失は非常に恐怖なので、

皆さん（はないかもしれませんが。念のため）気を付けましょう！

また、今回紛失して改めて分かった

トロペアの安全性と町の人や家族の協力する愛情

もう絶対にしたくない経験ですが、

その分得られるものも大きかった！（笑）

それでは！