【手引】年越しHOWTO

 ブログをご覧の皆様こんにちは!


2022年初投稿となります。

全ての人にとって、

充実した素晴らしい年になりますように

心から祈っております。

と同時に私も負けないように充実させていきたいと

思います!🔥


今回はトロペアでの年越しの様子をご紹介。

コロナ禍ということもあり、やや普段とは違うver.


新年 capodanno 


大晦日の夜には、友人や家族で集まり年越しを祝うパーティーがあちらこちらで催されます。


主人の友人のお家にお呼ばれし、友人達と共に

料理やお酒を持ち込みお祝いをしました。


ちなみに、大晦日にはイタリアで1番偉い人

Presidente della repubblica italiana 

(イタリア共和国大統領)の人のお話が

テレビで放送されます。


今のイタリア大統領はマッタレッラさん。

コロナのことにも言及していました。

日本で言うところの、元旦の天皇の新年のメッセージと言ったところでしょうか。



そして紅白的な音楽テレビ番組をBGMに、

年越しディナーがスタート!




サラミやフラット、ブルスケッタなどから始まります。


続いてラザニア(2種類)


謎にカレーを持ち込む私 

日本料理やお節、、と考えたのですが、

他の人が何をもって来るのかも不明だったものですから、、笑


こくまろのカレー

、、、ある意味、日本食!

と割り切りました笑


みんな美味しいと言って沢山食べてくれました❤️

ホッと一安心です。


その後はサラダやおつまみ系などが並びます。


ゲームやお話をしながら食べているとあっという間に12:00のカウントダウン!


みんなで大盛り上がりでカウントし、

年越しの際にはクラッカーや花火が、、!😂

一人一人おめでとう(イタリア語でauguri )と言って、

挨拶を互いにして回ります。


イタリア式挨拶はハグに左右のバチョ

(ほっぺをつけて、チュッ)

右側からなので、間違えると本当にチューしちゃいそうになるのでご注意を!笑


コロナ禍ということもあるので、

今回のイベントは事前にみんながコロナ検査をし、

ワクチンパスも持っている人のみ集まりました。


周辺の家庭からも打ち上げタイプの花火が

あちらこちらで上がっています。


広場では爆竹、ピストルのような花火?を

あげている若者達もいました。


日本のしんみりスタイル

(紅白からの、行く年来る年を眺めながら、

重低音鐘の音を味わう)とは全く違う趣です。


ナポリ?では厄を落とすために

テラスから古くなったものを

道端に落とすと言う習慣があるそうですが、

トロペアでは見ませんでした。


大盛り上がりの年越しのあとは、願掛けです。


日本の御節も沢山の願掛け(もはやダジャレ祭り)がありますが

イタリアにも存在、、!


12:00になったらみんなでコテキーノとレンティッキェを食べます


コテキーノは脂身の多い豚のサラミのようなもの

レンティッキェは、レンズ豆の煮たもの


お金が入って来るようにと

硬貨に似たレンズ豆を頂くそうです。

(1セントよりも小さいけど大丈夫そう、、?!笑

折角なら紙幣っぽいものがいいなぁなんて。)


カウントダウン後は新年の挨拶のため、

家族や友達とビデオ電話をしたりメッセージを送りあったり。


人を本当に大切にする温かいコミュニティだなぁと思います😊


深夜の1時2時近くになり、お友達のご両親が帰宅。


ご両親も別の場所で同世代のお友達グループで集まって

お祝いをしていたみたい。


はっちゃけて帰って来たところで、みんなでカラオケ状態に。

今回1番の大盛り上がりとなりました。


トロペアの人付き合いでよく感じること。


一定のリスペクトはありつつも

仲良くなるのに年齢は関係ない。

そして楽しむときも、年齢関係なくとことん楽しむ。


そんなスタイルをみんなが待っているので、

その時の、場の一体感と言ったら、、!


お腹も心も暖かくいっぱいになったところで、

みんなで片付けをして広場に向かうことに。


トロペアの中心地にある広場には

大きいバールが5件ほど並んでいて、

イベント時には必ず人が集まるスポットです。


屋外の座席に座って飲み物だけ頼めば、

豪華なおつまみ盛り合わせも人数分ついて来るシステム。


私と主人は軽く立ち話だけにとどめて、その後は解散。

その他の人たちはみんなでまた飲み直し。

(翌日は昼までみんな寝ていたとかいないとか、、😂)

人が集まる場所だけに、別のコミュニティのお友達にも会う方が出来ます。


小さい町であり、冬は観光が少ないからこその

ホーム感が味わえました😊


コロナがなかったらもっともっとハードに盛り上がるイベントだった事でしょう。


クリスマスからズルズルと続くイベントでした。



ちなみに日本とは異なりお祝いムードは元旦だけ。

今年はたまたま土日だった事もあり2日も

おやすみでしたが、そうでなければ2日から

お仕事など日常が戻って来るそうです。


いろんな国の慣習を見ていると、

自分の感覚範囲を作っている枠組みが、

グイグイ押し広げられている様に感じます。

大変興味深いです!!



それでは!


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