【実録】イタリア自動車免許取得への道⑦ 運転編

 ブログをご覧の皆様こんにちは!


大好評連載、自動車免許取得への道。

事情により、仮免許取得から数か月の期間をおいてのスタートです。


イタリアの免許取得事情は、日本よりシンプルで、

学科講習

学科試験合格

公道実習

実技試験合格


という流れ。

今は行動実習をしている真っ最中!

教習所というものはなく、仮免許(foglio rosso)を

取得した後は、すぐに一般車道に出て指導が始まり

緊張しっぱなしの私。


大体1回30分程度のレッスンで、

15回程度の実習を受けることが出来ます。


始めは、駐車場の一角でハンドル操作の練習。

隣の教官席には、クラッチ、ブレーキ、アクセルとミラーが

ついている教習専用車(フィアットのパンダ🐼)。


車体の前後に「Scuola Guida(自動車学校)」のステッカーが

貼ってあるので、公道を走るほかの車も大体が優しく対応してくれます。


駐車場の次は、トロペアの隣町まで行き、縦列駐車、カーブ、曲がり角、

一時停止からの坂道発進など基本的な動作を学びます。

イタリア語母国語話者ではない私にとって、

とっさに分からない単語を言われていても、すぐには理解できないことが

ありますが、都度先生に聞きながらの実習です。

また、日本との大きな違いの一つで私を悩ませるもの、それは名称。


自動的にMT車の免許取得になるのですが、

足元にあるのはアクセル、ブレーキ、クラッチ。



・・・・のはずでしたが、

イタリア式呼び方は、

acceleratore(アッチェレラトーレ:アクセル)

freno(フレーノ:ブレーキ)

frizione(フリツィオーネ:クラッチ)


いやいやいや、ブレーキとクラッチの語感が

似すぎ!(笑)

踏み間違えると車は全く異なる動作をするので注意が必要ですが、

どちらも指示のタイミングで適切に反応して行うべきことですので、

五感から入る情報処理のスピードがいつも以上に求められます。


絶賛悩み中の課題は、Marcia(ギア)を変えるタイミングで、

右側車線走行のイタリアで、左の車線に向かってしまう事💦

弱点はひとつづつ、じっくりと・・・


実習が終了した人がある程度溜まったタイミングで

本番になりますが、私はまだまだ実習が始まったばかり。


これからも、毎回緊張の連続ではありますが、

イタリアの地で、しっかりと運転できるようになりたいので、

頑張りたいと思います!


それでは!



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