羽田からトロペアへの行き方
ブログをご覧の皆様こんにちは!
今年1月から仕事の都合で日本に一時帰国しておりましたが、
先日無事にトロペアに到着しました。
その時のハプニング?を含めて
トロペアへの行き方をご紹介します。
昨年からITA Airwaysの日本⇔イタリア直行便が再開しましたので早速使ってみました。
羽田HND→ローマFCO→ラメツィアテルメSUFの航路です。
羽田からローマまたはミラノまで直行で行けるので、
コロナ禍の移動に比べたら乗り継ぎの負担が一回減るので、
乗り継ぎで時間をロスしたくない!乗り継ぎはなるべく少なくしたい!といった
人にはお勧めです。
一方で、
同じ空間に16時間ほど閉じ込められているのは、きつい!
乗り継ぎ空港または都市を楽しみたい!
お気に入りの航空会社がある!
などの人は向かないです。
12時35分羽田空港発の便を予約。
羽田空港T3には余裕をもって9時20分頃に到着するようにしました。
最近は都内の色々な場所から空港直通シャトル(およそ1500円程度)が出ているので
便利です。
また、ニアミーという乗り合いハイヤーもお手軽な値段でdoor-to-door
つまり、都内出発ですと、お家から直接羽田空港へ行けるので
大変使い勝手がよくてお気に入り。
今年の3月にオープンした羽田エアポートガーデン(第3ターミナル直結)内に併設しているホテルに前泊するのもいいかもしれません。
温泉付きで、周りには買い残し、食べ残しがないように
色々なお土産どころや食事処が盛りだくさんです。
9時半についたものの、ITAのカウンター(ターミナルど真ん中のHカウンター)は
なんと10時05分からしか赤にとの事。
イタリア人がイライラしながらカウンターオープンを今か今かと待っていました(笑)
JALのスタッフの方が対応されているので、大変そうです。
ちなみに強くおススメするのが、事前にオンラインチェックインで
情報の登録などを済ませておくことです。
カウンターはビジネスなど優先カウンター、オンラインチェックイン済みの荷物預けのみのカウンター、チェックインと荷物預けを両方するカウンターの3種類です。
チェックインが終わっている人は、比較的スムーズに荷物預けができることと思います。
荷物が預けられ、身軽になったら向かうは中央検査場。
機内持ち込みの手荷物を確認する場所です。
ここまでに、飲み残しのペットボトル飲料などは捨てておかなければいけません。
JALとANAの実施している顔登録というものを空港内でしておけば、
この中央検査場もファストパスの如く早めに進むことが出来ます。
ちなみに、この中央検査場ですがターミナルの入り口付近まで伸びるほど
見たことのないくらいの行列でした。
チェックインカウンターに比べれば、進みは早いので問題はないですが・・・
さて、荷物の確認も終わったところで、次は出国手続きです。
日本のパスポートでICチップ入りのものを持っている方、そして出国スタンプが不要な人は
自動ゲートでパスポートと顔の認証をするだけですぐに通れます。
出国が終われば、もうすることは特になく、安心して飛行機を待ちましょう。
※ただし、たまに出発ゲートが変更されることがあるので、
周囲の状況に目を光らせておくことが大事!
チェックインカウンターでの手続きの遅れも相まって
出発時間が遅れていました。(毎回羽田に行くたびに遅れていました(笑))
出発の遅れもあり、ローマ空港到着も巻き返せずに1時間の遅れとなりました。
ここで大きなハプニング発生。
乗り継ぎの人たちが全員間に合わないのではないかと
焦った状態での乗り継ぎ。
広いローマ空港の中を大移動です。
税関を抜けると、ミラノやシチリアのパレルモ、ヴェネツィア行きの人などの
最終搭乗を救うためのITAのスタッフが紙をもって待ち構えておりましたが、
私の行きたいラメツィアテルメ空港を掲げている人は一人もおらず・・・
声をかけたら、一番奥まで行ったゲートよと教えてくれました。
ここでの反省は、スタッフの人に今から行くから待っててもらうように
連携を頼むべきでしたが、私は言葉を真に受けて、
ゲートの奥まで猛ダッシュ!ドゥティーフリーに一瞥もくれずに走り抜けました。
が、、
あと1分のところで、ローマ発ラメツィアテルメ空港行きの飛行機が行ってしまいました。
誰もいないゲートのまえで呆然と立ち尽くす私。
ローマからラメツィアテルメ行きは1日に3本程度しか往復しておらず、
その21時05分ローマ発の便が当日の最終便だったのです。
有名な映画ターミナルが頭によぎります。
しかし、映画の主人公のように入国を拒否されたわけではない!
(なんなら世間話までして、感じよく入国させてくれました(笑))
状況を説明して解決策を求めるため、ローマ空港内にあるカウンターへ。
手元のチケット二つを提示して、ITAのフライト遅れのせいで、
後続のフライトに乗り換えれなかった旨を伝えました。
ITAのカウンターでは、
・ローマでの一泊分のホテルの手配
・翌朝9時20分発の飛行機便の手配
をしてくれました。
ラメツィアテルメ空港に迎えに来てくれるはずだった家族に状況を連絡し、
翌朝変える旨を伝えます。
その日はヒルトンガーデンインというホテルに宿泊。
ITAのパイロットやCAさん等もぞろぞろとホテルカウンターでチェックインを待っています。
飛行機が行ってしまった時はどうなることかと思いましたが、
久しぶりのトロペアにボロボロのジャージ姿で帰るより、
一泊して、シャワーも浴びられて、きれいな状態で帰路につくことが出来たことは
良かったことかなとポジティブに捉えています。
朝食でカプチーノも飲めて満足。
ローマ空港での大爆走の経験は一生忘れることのない思い出になりましたが、、(笑)
無事に朝のフライトに間に合い、ラメツィアテルメ到着後一番緊張したのは
羽田で預けた荷物が無事に出てくるのか・・・(笑)
ローマでスタッフの方に教えてもらったのは、人の搭乗と共に荷物は機内に積載しているので
荷物だけラメツィアテルメ空港に先に行ってしまうことはあり得ないとの事。
半信半疑でラメツィアテルメ空港で待つこと15分ほど。
空港の職員の方に、日本からの荷物はこっちだよと誘導してもらい
なんと無事に2つとも出てきました。
昨日のフライト間の乗り継ぎの連携のなさを考えると、
荷物が無事にロストせず、出てきたのは奇跡に近い!!!
嬉しさで泣きそうになりながら受け取りました。
受け取った荷物は空港を出る前に再度スキャンして、
内容物の確認を受けます。
私の前のアジア系家族の大量のラップぐるぐる巻きの荷物スキャンを待っていると、
ここでも空港職員の方が、「君は日本から?」と聞かれ、
「羽田から来ました」と答えると、スキャンスキップ!
良い子に列に大人しく待っていたこと、又は、身なりを前日に整えたことが功を奏したのか、
ファストパスの様にゲートを通してくれました。
そんなこんなで東京を出てから1日以上が経過して、
ラメツィアテルメ空港に到着!
空港からは、3通りの方法があります。
・バスに乗って駅まで行き、電車で向かう方法
・空港でタクシーを拾う方法
・迎え(事前に家族またはタクシー)を頼む方法
今回はイタリアの母が迎えに来て、待っていてくれました。
車では小1時間かかりますが、海を右手に眺めていればあっという間に過ぎてしまいます。
無事にトロペアに到着したところで。。。
それでは!