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【収穫】10月にとれる果物

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ブログをご覧の皆様こんにちは! 食欲の秋、スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋・・ ゲストはバカンス、ホストは怒涛という トロペアの夏が終わり、実り豊かな秋が南イタリアにもやってまいりました。 という訳で突然ではありますが、 10月に我が家で収穫できるフルーツをご紹介します。 さて、10月のフルーツ。それは、 メログラーノ(柘榴)と メーレ・コトーニェ(セイヨウカリン) 柘榴は形や名前は知っていたものの、 東京に住んでいた時には真っ赤なジュースとして、摂取したことしかありませんでした。 ※柘榴ジュースの味もよく思い出せない程、記憶はかなた遠くにありますが👻 実際に育つ様子を見ながら、 出来上がりを待つ日々。 それはまるで 可愛いわが子を見守っているかの様です。 突然鳥たちに食べられていることも多々あるので予めショックを受けない距離感で 見守ることが必要です。 柘榴の身の周りが真っ赤になったら食べごろ。 上部を四角く切り、パカリと開けます。 中に白い仕切りがあるので切り込みを入れて、セクションに分かれてもらいます。 水を張ったボウルや深皿(我が家はラーメン椀愛用中!)の中に手ごと突っ込んで 粒々をほぐしていきます。 力を入れすぎないことがポイント。熟れている中の粒々はプリっと弾力がありますが 柔らかいのもまた事実。 最後に水を数回入れ替え汚れをサッと流して、いただきます~^^ ヨーグルトに入れたり、サラダに振りかけたり。 粒々の中芯が主張してきますので、苦手な人もいるかも・・・? ジュースで味わっていた人工的な味ではなく 素朴な甘さを味わえます。 きっとジャムにしても美味しそう。 セイヨウカリン イタリア語では綿リンゴ。 その名の通り、果実一面産毛のようなものに覆われていてフワフワです。 表面はフワフワなクセして、実自体はゴルフボールほど硬いという ツンデレの逆をいく、人間だとしたら若干迷惑そうなやつ。 再掲 左が綿付き、右が無し。 黄緑色と言ったところでしょうか。 そのまま食べることもできないので、鳥に狙われる心配も皆無。 人間が食べるには、十分に茹でこぼしをして実を柔らかくしてからです。 主な加工法はジャム。 まはた豊富なペクチンを利用してゼラチンケーキのようなデザートにして いただきます。🙏 リキュールにしたり蜂蜜漬けにしてアイスクリームトッピングにするなどの ...

【手引】ないなら作ればいいじゃない 梅干し編

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 ブログをご覧の皆様こんにちは! 大変お久しぶりな投稿となりましたが 日本の味と聞けば何を皆様は思い出しますか? 海苔? 白ご飯? 味噌汁? 佃煮? 色々ある中でも、そう、私たちのソウルフード。 梅干しはお忘れなく!(笑) ごはんにも合う、サラダのドレッシングや、お魚との煮物 たたきにして、さっぱりとお素麺の付け合わせにも・・・ イタリアに住んでいると、日本固有の食材を手軽にお安く見つけることは 困難を極めます。 ミラノやローマ、フィレンツェなど都市部かつ日本の文化も ある程度浸透している場所ではアジアンフードスーパーという素晴らしい文化が 浸透しており、日本食材に出会うハードルはかなり下がるはず。 しかしここはトロペア。 南イタリアの片田舎のため、信号機もない、駅は一つだけという町。 吉幾三「おらこんな村いやだ」の町の状況に近そうです(笑) そんな中、知恵を絞ってないなら作ればよいという先人の知恵を インターネットで発見。 梅ではなく、5月~6月にかけて旬を迎えるアプリコット (イタリア語ではアルビコック)を使用します。 手順は至って簡単で、きれいに洗浄し、分量のお塩を絡めて重しをしながら 2週間ほど放置。 浸透圧の作用が働き、徐々に水が上がってきます。 完全に浸って数日したら、お天気のいい日に天日干し。 フルーツや野菜が安くておいしくて大量に手に入り、 特にトロペアはお日様に困らない土地柄。 考えてみれば絶好の土地でした。 現在進行形で作成中のため、実際に口にすることが出来るのは、 来年の春以降になりそうですが、梅干し活動を地道に 続けていければうれしいなと思っています。 何よりも、コロコロとしてるアプリコットが 一つ一つ文字通り手塩に掛けて、梅干しに出来上がっていく過程が なんとも愛らしい!!(笑) 来年の春が楽しみです・・・・😋 考えただけで口の中にヨダレガジュルリ・・・ それでは!!